皆様こんにちは!
綺麗になりたいを応援する美容師
Areteの鵜川怜です^_^
数年前からお客様から聞かれることが増えました。
「髪質改善って何!?」と。
確かにお客様が気になる理由も分かります。
「カミシツカイゼン」
響き良いですよね〜
だって読んで字の如く
髪質を改善するのですから。
体質改善と同じで
今の状態に納得していない
今よりも良くしたい
幅広いターゲット層の方に訴求する事の出来る
とっても使い勝手の良い言葉です⚪︎
そんな訳で美容業界では
・髪質改善トリートメント
・髪質改善縮毛矯正
・髪質改善ストレート
・髪質改善カラー
・髪質改善サロン
etc…
と今日も沢山使用されています。
実はこれ年代問わずヒットワードとなっていまして
つまり、良い悪いではなく
売れる言葉なのです!
ただし、薬機法上
化粧品や美容機器の販売広告には使用禁止です
髪質改善というワードを冠したメニューを打ち出すには
一定のスキルや資格が必要だったり
特許を取得したメーカーの一定の薬剤使用が条件
なんてことはありません。
また、あまり知られていませんが
美容業界の施術メニューの表記には
実は法的は決まりがありません。
流石に医療用語を使用するとかはダメです
つまり、髪質改善というヒットワードを冠した
様々なメニューを打ち出しても全く問題無いのです◎
なので、ただメニュー名が
・縮毛矯正
と表記されているよりも
・髪質改善縮毛矯正
と表記されている方が
仮に同じ施術内容だったとしても
良い施術なのかな!?という印象を受けてしまいますよね…
皆様ご存知だとは思いますが
改善という言葉について調べてみました!
【改善】
悪いところを改めて、よくすること
が、しかし
この数年で沢山のお客様が
髪質改善〇〇という施術による
後遺症がお悩みとお話しして下さいました。
お話をよく聞いてみると
髪質改善トリートメントで予約したのに
どうやら縮毛矯正やストレートパーマされていたり。
髪質改善ストレートで予約したのに
クセが伸びないトリートメントをされていたり。
悲しいご経験談を沢山伺いました…
その中には
「このメニューではダメージしない薬剤を使用します」
と施術前に説明を受けていたものの
施術後数日すると日に日にダメージが気になり
数週間、1ヶ月後には自分では手に負えなくなった
なんて方も少なくありませんでした。
サロン様や美容師個人によって考え方が様々で
メニューの定義も違いますし
技術も薬剤も違うので難しい問題ではありますが
髪に何かを作用させるということは
必ず少なからずダメージが生じます。
髪は死滅細胞と言って元々死んでいる細胞なので
一度ダメージした髪は残念ながら元には戻りません。
仕上げにアイロンすればその場では綺麗にみえる。
ということだけが真実です。
お客様はもちろん悪くありません。
そして、髪質改善という言葉も悪くありません。
ヒットワードに頼りきったマーケティング戦略が問題なのです。
改善という言葉は
改めてよくすること。
パーソナルトレーニングに通うことだけではなく
生活習慣を改めることも
体質改善なのかなと考えます。
本当の髪質改善は
その言葉を冠したメニューを受けることではなく
『髪質』が『改善』されること。
方法はお一人おひとり違うに決まっています。
Areteでは頭皮と髪を
お一人おひとりの状態に合わせて
【改善】していくことを大切にしています。
なかなか髪質が改善されない方や
綺麗になりたい方は
是非お気軽にご相談下さい^_^
この記事を書いた人
鵜川怜 髪と頭皮を綺麗にすることが得意です 髪を綺麗にするのに必要なことは、実はとってもシンプル 本質的なヘア、頭皮、スキンケアの話をお伝えします お悩みがございましたら、お気軽にご相談下さい
髪と頭皮を綺麗にすることが得意です 髪を綺麗にするのに必要なことは、実はとってもシンプル 本質的なヘア、頭皮、スキンケアの話をお伝えします お悩みがございましたら、お気軽にご相談下さい
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