良いシャンプーの選び方

2024/11/06
💡良いシャンプーの選び方について

今回は、良いシャンプーの選び方
について解説いたします。

初めて御来店頂いたお客様のうち
殆どの方がシャンプーの選び方に迷いがあり
なんとなく選んでいると仰います。
いわゆる、『 シャンプー難民 』です。

・シャンプー選びの基準とは?
・良いシャンプーの定義とは?
・シャンプー難民を卒業するには?

そんな疑問にお答えする為に
現役美容師がプロ目線で解説させて頂きます!

⇩この記事で分かること⇩
・シャンプー選びの基準
・良いシャンプーの定義
・シャンプー難民卒業への近道

 
皆様こんにちは!
生まれ変わったら、ピアノを幼少期に習ってみたい
門前仲町 越中島 美容室 Arete(アレテー) 鵜川です^_^
(漫画 「 ピアノの森 」が大好きです)
 
さて、今回は
世の中の多くの方が悩んでらっしゃる
『 良いシャンプーの選び方 』
についてです。
 
 
 

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はじめに

 

1.悪い物はない

 
まず最初にお断りしておきたいこととしまして
シャンプーに限らず、世の中の物に
悪い物はない
ということです。
 
例えば、車ですが
とても便利な移動手段、乗り物で
全世界で売れている商品ですが
使用方法次第では危険な乗り物になってしまいます。
 
つまり、どちらか片方の側面からの視点では
・良い物が悪い物に
・悪い物が良い物に
なることがございます。
 
シャンプーをはじめ、化粧品も同じで
それぞれの商品には、役割、ポジションがございます。
今回は、私の美容師としての経験、知識を基に
『 良いシャンプー 』
について解説いたします。
 
ここでお伝えする良いシャンプーは
・エイジングケアに最適
・頭皮と髪を綺麗にしたい方に最適

が定義になりますので、ご理解頂けますと幸いです。
 
お伝えの仕方を変えますと
・洗えれば何でも良い
・エイジングを早めても良い
方にとっての良いシャンプーではないかもしれません。
 

2.具体的な商品紹介はここではいたしません

 
今回はこの記事を読んで下さった方の中で
お一人でも多くの方が
ご自身の状態に適した良いシャンプーと出会える様にと
ヒントについて書きました。
 
具体的な商品名、メーカー名は
不正流通品販路拡大防止の観点から出しませんが
ご了承下さい。
 
 
 
 
 

シャンプーは髪よりも頭皮を洗う化粧品!?

 
まず初めにご理解頂きたいのが
シャンプーという化粧品は
本来、髪を洗う事より頭皮を洗う事が
目的で作られているということです。
 
この20年、日本ではヘアカラーの需要が増え続け
ヘアダメージでお悩みになる方が増えました。
ニーズに合わせ、メーカーは
ヘアダメージにフォーカスした
シャンプーを多く発売していますが
どちらかと言えば本来、シャンプーという化粧品は
髪より頭皮にフォーカスすべきなのです。
 
綺麗な髪は正常な頭皮からしか生えません。
まずはご自身の髪よりも頭皮の状態に適した
シャンプーを基準に選ぶことをお勧めします^_^
 
 
 
 
 

具体的な良いシャンプーの基準

 

1.二度洗い(2シャン)推奨のシャンプー

 
皆さんは油汚れのついたお皿やフライパンを洗う際
1度目はサッと予洗い
2度目で本洗い
という様な洗い方をしませんか?
1度で洗おうとすると泡立ちも悪いですし油汚れが残りそうですよね(汗)
 
では、洗浄力がより強く1度洗いで
綺麗に洗える洗剤の方が良いですか?
手荒れのリスクが上がり皮膚の劣化が早くなり
お皿やフライパン次第まで劣化が早くなるかもしれません!?
 
シャンプーも同様に
2度洗いを前提に作られた商品がオススメです◎
2度洗い推奨のシャンプーということは
洗浄成分がマイルドで頭皮と髪を優しく丁寧に洗える証拠!
 
1度目は大まかな汚れを落とす
2度目が本洗い

それぞれ目的が違うのです。
それに2度洗いの方が洗い残しのリスクがないですよね!
 
たまに2回洗いは面倒だという方がいらっしゃいますが
これまたフライパン、お皿洗いでお考え下さい!
1度でしっかり洗おうとする方が時間かかりませんか?
予洗いはサッと、本洗いでしっかりの方が早く綺麗に洗えるかと◎
 
1度洗い推奨ということは
洗浄力が強い、または、綺麗に洗えない
とも言えます(泣)
 
今、ご使用頂いているシャンプーは
2回洗いを推奨していますか?
 
残念ながら
一般市場商品(市販品)では少なくとも90%以上
サロン専売品でも80%以上のシャンプーが
1回洗いを推奨しているそうです。
 
2回洗い推奨のシャンプーで
頭皮と髪を労わりながら適切に洗いませんか?
当店でご提案しているシャンプーは全て2回洗いを推奨しております。
 
 
 

2.全身洗えるシャンプー

 
今、ご使用頂いているシャンプーを
ボディソープや洗顔料として使用出来ますか?
 
実は、世の中の殆どのシャンプーが
ボディソープや洗顔料としては使用しない方が良いです…
 
理由は
・必要以上の洗浄力
・不必要な油やコーティング剤の使用
です。
 
シャンプーは流す際に顔だけでなく全身に触れます。
シャンプーを変えただけで
 
・背中が荒れなくなった
・身体が痒くなくなった
・おでこが荒れなくなった

 
と、多くのお客様が頭皮と髪以外にも変化を実感して頂けます。
それだけ頭皮だけでなく、全身の皮膚に適していない商品が市場を席巻しているのです。
 
お顔も身体も
全身を洗えるような
シャンプーを選べたら理想的です。
 
 
 
 
 

こんなシャンプーの選び方は卒業しよう!

 

1.広告

 
数年前
一般市場における
シャンプー売上1位の会社が
化粧品メーカーではなく、IT企業になったそうです。
 
こちらのメーカーはマーケティング力に優れており
企業戦略の基、多岐に渡る商品展開を行なっており
SNSを駆使したマーケティングを武器に
シャンプーブランドで一般認知を獲得しました。
これはとてもすごいことです。
 
はじめにお伝えした通り
世の中に悪い物はありませんので
このメーカーの企業戦略にどうこう言いたいわけではありません。
 
ですが、今回はじめに定義した
良いシャンプーの選び方にとっては
広告は邪魔になることが多いので
流されないようにして頂く方が良いかもしれません。
 
 
 
 
 

2.レビュー

 
・成分解析サイト
・その他レビュー
 
は、あくまで個人の感想です。
また、成分解析についてはあくまで目安であり
机上の空論でしかありません。
 
お一人おひとり頭皮と髪の状態は異なります。
誰かが良いと宣伝してるから
誰かが悪いと酷評してるから
と言って貴方にとって良い化粧品かどうかは
全くの別問題です…
 
 
 
 
 

3.ご家族やご友人の紹介

 
こちらも同様に
いくら血の繋がったご家族でも
いくら仲が良いご友人でも
お一人おひとり頭皮と髪の状態は異なります。
 
貴方にとって良い化粧品かどうかは
全くの別問題です…
 
 
 
 
 

自分で選ばずプロを頼るのがお勧め

 
ご自身の髪と頭皮の状態を
正しく把握してらっしゃる方は
実は、残念ながら殆どいらっしゃいません。
 
ご自身の状態を見誤ってしまうと
逆効果の化粧品を選びかねません…
 
ご自身の状態に最適なものを知るには
まずご自身の状態やお悩みについて
正しく知ることが最も大切なことです。
しかしながら、それを自分で知るのは困難なこと。
だから、皆様も定期的に健康診断をされているかと思います
 
体調が悪い時
ご自身でお薬を選ぶよりも
信頼できるお医者様に診察の上
処方して頂いた方が良いかと思いませんか?
 
是非、信頼出来る美容師さんがいらっしゃる方は
相談してみてはいかがでしょうか?
信頼出来る美容師さんがいらっしゃらない方は
まずは、信頼出来る美容師さんを見つけることから
始めてみることをお勧めいたします。
 
美容師さんによって
化粧品や皮膚、毛髪科学に対する知識、経験量は様々ですが
それらに真摯に向き合い、学んでらっしゃる美容師さんは
日本全国に必ずいらっしゃいます。
探し方が分からない方は是非ご相談下さい
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回は
良いシャンプーの選び方について
でしたが、いかがでしたでしょうか?
気になる点やご不明がございましたら
是非ご連絡お待ちしております^_^

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鵜川怜 髪と頭皮を綺麗にすることが得意です 髪を綺麗にするのに必要なことは、実はとってもシンプル 本質的なヘア、頭皮、スキンケアの話をお伝えします お悩みがございましたら、お気軽にご相談下さい

髪と頭皮を綺麗にすることが得意です 髪を綺麗にするのに必要なことは、実はとってもシンプル 本質的なヘア、頭皮、スキンケアの話をお伝えします お悩みがございましたら、お気軽にご相談下さい

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